『現在の人工知能の身近な例』

〜AIがすべてを変える〜

AI(人工知能)の影響で『人間が役ただずの無意味な層』になる...?ユヴァル・ノア・ハラリが提示する人間とAIとの関係性を探る

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こんにちは、AIブロガーです

サピエンス全史の著者、ユヴァル・ノア・ハラリの待望の新作『Homo Deus』がどんな内容なのかをWiredにて先行で一部公開されています。

 

著書ハラリはAI(人工知能)がさらなる進化をする事で、人間(生物)が大敗をし、全く存在する価値のない無意味な層と、超絶リッチなお金持ち層とに分類される未来があると言及しています。

 

今回は、AI(人工知能)の進化の道中において、人間がどうなるのかについてお伝えします。

 

はたして、人工知能に負けてしまう役ただずなダメ野郎って...いるんですかね??

 

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①. ユヴァル・ノア・ハラリが『AIと人間の未来』を語る

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Why humans run the world | Yuval Noah Harari on YoutubeにてAI(人工知能)と人間(生物)としての関係性について、ハラリはレポーターとこう話しています。

 

『翻訳』

『今日、私たちには役に立たない人々という大規模な集団を目の当たりにしています。』

 

『さらに、コンピューターが多くの業界・分野で活用されるようになり、更なる高度な発展を遂げることで、』

 

『多くのタスク(仕事など)においてコンピューターが人間を超越し、人間が不必要になる可能性がはっきりとしてきました。』

 

『そして、21世紀における政治的かつ、経済上の大きな疑念は「何のために人間が必要になるのか」という事です。』

 

『控えめに言えば、「何の為にこんなにも多くの人間が必要なのか?」と言い換えられます。』

 

『考えられるひとつの可能性は「役に立たない人々」という新たな巨大な層の誕生です。』

 

 『もうひとつの可能性は、今までとは違った生物学的な階級に区分されていく事で「富裕層は仮想の神へと成り上がり、貧困層は役ただずの層に成り下がっていくのです。』

 

『原文』 

Now, we see the creation of a new massive class of useless people.

 

As computers become better and better in more and more fields,there is a distinct possibility that computers will out-perform us in most tasks and will make humans redundant.

 

And then the big political and economic question of the 21st centrury will be, "What do we need humans for?"

 

or at least, "What do we need so many humans for?"

 

One possibility is this creation of a new massive class of useless people. 

 

Another possibility is the division of humankind into different biological castes, with the rich being upgraded into virtual gods, and the poor being degreded to this level of useless people 

 

イスラエル人のハラリは、人間とAI(人工知能)との関係性において上記の言及をしています。

 

確かに、AI(人工知能)が進化をする事で、相対的に働くことが必要になれば、必然不必要な人間が増加する事は、明確な事実ですね。

 

21世紀まではニートは暇人の象徴として揶揄され続けていますが、22世紀(2136年頃)に突入する事で、そもそも「人間が資本主義の中で働く必要があるという思い込みや幻想がなくなってしまう状況が生まれる」という訳です。

 

さて、AI(人工知能)が生まれることで、相対的に働く意味を人間が喪失し、かつハラリが言及する『役ただずの貧困層が生まれる理由』とはなんでしょうか?

 

例えば、フィンランドではUBI(ユニバーサルベーシックインカム)を2,000人の市民に2年間毎月€560(624米ドル)を与えるテストプログラムを開始しています。

 

そのほかにもオックスフォード大学やイェール大学の研究者チームが公開した論文When Will AI Exceed Human Performance? Evidence from AI Experts」では、2136年までに人間の仕事のすべてをAI(人工知能)が代替する可能性にも触れています。

 

これらの事実からも考えられるように、人間が働く必要すらなくなり、役立たずになる側面が存在する未来がある事が予想でき、AI(人工知能)が与える影響は、極めて大きなものだと私は考えます。

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②. 日本人は人工知能の『影響』に対してどう考えているのか?

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株式会社ジャストシステムの『人工知能(AI)&ロボット月次定点調査(2017年6月度)』では、 医師がAI(人口知能)に置き換わって欲しくないと感じている人が1100人中の50%と、最も多い割合となる事を伝えています。

 

実際、外科的手術に関してはAI(人工知能)が介入する側面は少ないが、とはいえ、創薬バイオテックに関するAIの介入や、患者さんの適切な治療方法をAI(人工知能)が教えてくれる事例も存在しています。

 

これは2016年の話題となりますがが、膨大な医学論文を学習したAI(人工知能)が、診断が難しい60代の女性患者の白血病を10分ほどで見抜いて、東京大医科学研究所に適切な治療法を助言、女性の回復に貢献していた事実もあるくらいです。

 

他にも、日経メディカル Onlineの医師会員にアンケートを行ったところ、AI(人工知能)が確定診断(どんな病気なのか明確に決定する診断)を担う日が来るのはいつかを聞いたところ、約85%の医師が時期はともかく、AIが確定診断を行う未来がいずれ来ると答えています。

 

また、もし確定診断を行えるAI(人工知能)が実用化されたら使ってみたいかどうかを尋ねた結果では「ぜひ使ってみたい」「使ってみたい」と答えた医師が76.3%と大半を占めています。

 

つまり、私たちが感情的にいやだと感じている医師が機械に成り代わる時代は、もうすぐそこまで来てしまっていると言ってもよく、医師側も特段利用に対して消極的ではないという事がわかります。

 

21世紀はまだ良いのです。

 

人間と機械(人工知能)がどう共生していくのかを考えれば良いだけですから。

 

とはいえ、人間が役ただずの無意味な層へと変化していく過程を、案外私たちは無意識に見過ごしながら、生きているのかもしれません。

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参照:

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS02H51_S7A610C1MM0000/

http://techable.jp/archives/60319

楽天生命、先端AI技術の応用を保険分野に--「楽天生命技術ラボ」設立 - CNET Japan

Watson活用やウエアラブル×介護、歯科VRまで(page 2):医療情報:日経デジタルヘルス

医師は「AI」に置きかわってほしくないと思う人は5割、板前は6割:時事ドットコム

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