人口知能が音楽を再構成し、演奏すらし始める時代へ?AIとアルゴリズムが新たな音楽の価値想像を行う

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人工知能が私たちの日常的なタスクを行う時代は、既に到来しています。

 

ですが、芸術的側面における人間の創造性すら、AI(人工知能)が代替する時代になったのでしょうか?

 

キングストン大学とクイーン・メアリー大学の研究者らが開発したAIであるfolk-rnnは、音楽を再構成するAIコンセプトを模索し始めています。

 

また、音楽をAIが演奏するようにすら、なっているのです。

 

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1. アイルランドの民謡曲(フォークソング)を作り出すAI『folk-rnn』

キングストン大学が主導しながら行った今回のAI研究は、AIが作成した音楽を人間側が再評価する事実を示しています。

 

特に理解しておく点として、人間側の音楽に対する創造性を手助けしてくれるシステム開発の為にAIが利用され始めている点にあります。

 

現状の音楽製作においては、人間はひとりか、もしくはチームで作曲や編曲を行っていますが、それらの製作フローにAIが参加するようになります。

 

いわば、知的で想像もつかないような提案と発見を提示してくれる事が、音楽を人間に代わって想像するAIの求められる役割です。

 

とはいえ、今回の研究ではいつもながらもAIが人間をアシスタントしてくれる段階に止まっています。

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2. 『Deep Simon』は、音楽を演奏すらし始める...?

ジョージア工科大学の研究者たちは、シモンというロボットに人口知能と機械学習、そしてディープラーニングを通じて独自の音楽を作り出す能力を与えました。

 

今回の演奏では、シモンはマリンバを用いて4本の腕と8本のマリンバスティックで演奏しているのですが、これは吹奏楽・ジャズ・オーケストラに所属していた側としたら、驚きではないでしょうか?

 

また、AIロボットシモンには、機械学習内容として、5000曲ものレパートリーと200万超える音楽のモチーフ・リフ・リックを与えられています。

 

音楽家がマリンバ等の鍵盤打楽器を演奏する場合、持てるマレットの本数は限られてきますし、何よりそこから新たな音楽を創造する事は難しいと言えます。

 

ですが、AIロボットSimonは初めから人間側の身体的、思考的な制限と枠組みを飛び越えて新たな音楽を生み出す事が可能です。

 

音楽をAIが新たに生み出す手助けをしてくれる反面で、AI音楽という新規音楽ジャンルが生み出される時代がくるかもしれません。